北朝鮮のミサイル発射を嘲笑う米国副大統領? [ニュース&コラム]
未然に、北朝鮮に対して国連安全保障理事会に働きかけた、今回の米国だが世論を利用しようと試みたのだろう。アフガニスタンでのタリバン制圧に大金を投じている時だけに、北朝鮮相手では、不必要な費用を掛けられないのが実情でしょう。実際に、北朝鮮がミサイルを発射したのにも関わらず、余裕のコメントを発するとは、政治・外交手腕に自信があるのだろう?どこかの国の国家元首とは大違いなパフォーマンスでした。本来、日本が積極的に今回の北朝鮮ミサイル発射について抗議および対策を講じて、政治パフォーマンスを発揮すべきでしょうね。
北朝鮮が4日に連続発射したミサイルについて、ジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)米副大統領は5日、国際社会で孤立を深める北朝鮮が注目を集めるために挑発行為を行っているとして、これを一蹴した。
同日、米ABCテレビに出演したバイデン副大統領は「こうした行為(北朝鮮のミサイル発射)は、ほぼ予測できるほどだ。一部については、まるで注目を集めるために行っているかのように思われる」と語った。
また、北朝鮮のミサイル発射実験に対して必要以上に注目はしたくないと話す一方で、同国を国際的に一層孤立させる政策に集中して取り組む意向を示した。
国連安全保障理事会(UN Security Council)は6月に、北朝鮮の核実験実施を受けて新たな制裁決議を採択した。同決議は中国とロシアも支持している。
バイデン副大統領は、中国とロシアが決議案支持の立場を取ったことを「圧力の重要な方向転換」を意味するとして、「米国の方針は、北朝鮮が以前は頼りにしていた国からも団結した圧力を与え続けることだ」と述べた。
同氏はさらに、北朝鮮が将来、「いくつかの困難な決断を下す必要に迫られる」と予測している。
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